森の中の香り、木のお家の香り、ヒノキ風呂の香り、お料理からふんわり広がる柚子の香り、嗅ぐだけで体が温まるような生姜の香り・・・
私たちにとって懐かしくて馴染み深い香りたち。
一十八日はそんな“日本の香り”を大切にしたいという気持ちから生まれたブランドです。
森の中に入って心や体がリフレッシュした経験はありませんか?それは、フィトンチッドという木の出す成分を浴びることによって起こります。
フィトンチッドはまさに森の香り。ヒノキやスギ、ヒバなどの木の精油そのものが”フィトンチッド”と呼ばれたりもします。
日本はその上下に長く山の多い地形から、地域によって気候や地質は様々。そのため、日本各地にはその土地によって様々な木や植物が分布しています。
“日本の香り”それは日本の大きな自然に育まれた癒しの香りです。
日本に自生する和種のハッカ。主成分のメントールがペパーミントの1.5倍と多く、より強い清涼感がある。主産地は北海道で、夏と秋に淡紅紫色の唇型の花を咲かせる。
クリスマスツリーで有名なモミは、40種類以上あり、日本ではトドマツのほか5種類が北海道から沖縄まで広く分布している。
抗菌、防虫などさまざまな作用で関心が高いヒノキチオールを最も多く含む日本特産の精油。樟脳のようなフレッシュな香り。
日本を始めアジアの食文化や薬草として発展してきたシソ。さわやかなシソの香りは「ペリラアルデヒド」という成分によるもので、優れた抗菌作用を持つ。
日本原産で古くから植林されていたこともあり、日本各地で見られる。まっすぐに伸び、かたさも十分であることから建築材や工芸材として広く使われてきた。
世界遺産である宗教都市「高野山」にて、古くから重用されてきたコウヤマキ。日本書記にも登場する由緒ある樹木である。爽やかさと深い緑の香りをあわせ持つフレッシュで荘厳な香りが特徴的。
日本には2600年以上前に渡来し、生薬、民間薬として親しまれる。身体を温めてくれる精油として有名で、刺激を与えると同時に心身ともに温める。漢方薬では「生姜(ショウキ)」と呼ばれる。
レモンのフレッシュな香りは気分をリフレッシュし、意識をはっきりさせて、理解力や集中力を高めてくれる。
日本では古くから栽培されてきた、なじみ深い香りのユズ。
衣類の防虫に用いられる樟脳として日本人にはおなじみの香り。葉や枝から抽出した天然の「カンフル(樟脳)」のすっとする清涼感のある香りは、強い防虫効果と消臭効果がある。
沖縄などの亜熱帯地方に自生する繁殖力の強い多年草。沖縄では「サンニン」と呼ばれ、民間薬として古くから使用されている。100kgの葉から100gほどしか採油されないため、たいへん高価な精油である。
ニオイコブシは別名タムシバと言い、昔から香りの良い植物として知られている。精油は枝葉から抽出し、花の甘い香りとは異なり樹木の香りの中にレモン調の爽やかと少しのスパイシーさを併せ持つ複雑な香り。
アロマテラピーは、植物の香りや様々な働きの力をかりて、心や身体のトラブルを穏やかに回復し、
健康増進や美容に役立てていこうとする自然療法です。
私たち現代人が抱えるさまざまなストレス。こうしたストレスを和らげる手段として注目されているのが「アロマテラピー」です。
アロマテラピーはリラクセーションやストレスケアの他、美容や健康維持、疲労回復に役立てることが可能です。
入浴やトリートメント、セルフスキンケアなど、 アロマテラピーを上手に生活に取り入れていくことは、
心と身体のバランスを取り戻すときの、大きな助けとなるでしょう。
一十八日では、「アロマテラピー」を次のように定義しています。
アロマテラピーは精油を用いてホリスティックな観点から行う自然療法である。
アロマテラピーの目的は以下のとおりである。
リラクセーションやリフレッシュに役立てる
美と健康を増進する
身体や精神の恒常性の維持と促進を図る
身体や精神の不調を改善し正常な健康を取り戻す